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残念ながら… - 2016.11.25 Fri

点滴をガラガラひきながら少し廊下を歩いて、看護師さんが部屋のドアを開けて下さるのでそこでスリッパを履きかえ
採卵室へ入ります。今日もD先生のようです。すでに先生は中にいらっしゃいました。

3回目でもやっぱり緊張する…。ベッドに横になると、すぐに血圧計と酸素計を右手につけてもらいました。そして胸に3つぺたんと心電図の吸盤をつけて下さいました。緊張のせいでドキドキしていたのか、少しだけ落ち着くのを待って下さっているような感じでした。

「小林さん、お薬を注射しますからね。点滴から入れます。ちょっと喉が渇いたり血管が熱くなったりするかもしれません。」

培養士さんがいらっしゃって、挨拶をして下さいました。私の左手のリストバンドを切り、ネームを見せながら
「小林さん、お名前間違いないですか?今日はよろしくお願いします。」と言われました。

「はい、よろしくお願いします。」

D先生が「それでは始めますからね。」とおっしゃいました。
看護師さんが足に清潔な布をそれぞれかぶせて下さいました。

「小林さん、昨日はちゃんと注射を打ちましたか?」

「はい。」

「消毒します。1回目です。2回目です。3回目です。」と、3回流されました。

「それでは痛み止めの注射を打ちますからね。何かあれば言って下さいね。」

それぞれの卵巣に痛み止めの注射を打たれましたが、全く打たれたという感覚はありません。

「大丈夫ですか?」D先生に聞かれます。

「はい、大丈夫です。」

「小林さん、ちょっとぼーっとする注射をします。血管に入る時にちょっとピリリとするかもしれません。」

看護師さんが耳元で話しかけて下さり、「リラックスして目は閉じておいて下さいね。」と言われたので、目を閉じていました。しばらくしてから、頭がぼーっとしてくるのがわかりました。

培養士さんがD先生の隣にいるのがなんとなくわかりました。

吸い出した卵子をすぐに運んで確認しているようです。
前回は左卵巣を押されて痛かったよな~と、ぼーっとした頭で思っていると、

「ちょっと押してくれる?」とD先生の声。

「はい!!」と看護師さんが、私の左腹下をぐーっと押しました。い、、痛い…( ゚Д゚)

「もっと押して!」

うううう、痛いんですけど…( ;∀;)

それでも見つからなかったらしく、なんと「B先生、呼んできて!」とD先生。

え?採卵の途中で呼ぶの?私、このまま待機?

少しして慌てた感じでB先生が部屋に入ってくるのがわかりました。

「うーん、ここにあるはずなんだけどね。もうちょっと、ここらへんを押してみて。もっと。」

看護師さんが2人がかりで私のお腹を押し始めました。

う、嘘でしょ?痛すぎる…。「ううう…。」と言いながら私は思わず体をよじり、B先生の麻酔を追加してという声が聞こえました。

…1つです。ありませんでした。

…なかった?もう一度見て?

…ないです!

…右を見よう。

…1つです。ありませんでした。

…うーん。

…1つです。ありませんでした。

…これも採ってみようか。でもどうかな…。

…1つです。ありませんでした。

…これ以上はもうないよね。もう一度確認してくれる?

…はい。ありませんでした!

B先生の声と培養士さんのやり取りが微かに聞こえました。今までにない人数の方が私の足元付近にいるのがわかります。ありませんでしたって何だろう?どういうことだろう?でもたくさん採れたんだよね、良かった…。ぼーっとそんなことを考えていました。

「小林さん、終わりましたからね!今、ガーゼを詰めていますからね。」

突然、耳元で大きな声が聞こえました。ぎゅーぎゅーとガーゼが押し込まれている感じがありました。

「終わりましたよ~。」

「ストレッチャーに移りますよ~。お尻を動かせますか?」

かなりぼーっとした頭でしたが、頑張ってお尻を浮かせました。看護師さんがショーツを履かせて下さいました。

ここからあまり記憶がありません。


…ふと目が覚めると、私は回復室のベッドにいて、旦那がベッド脇の椅子に座っていました。

「けいちゃん?」

「おう、大丈夫か?よく頑張ったな。なんか大変だったみたいだな。」

旦那が頭をなでてくれました。

「うん、またお腹押されちゃった。あんまり覚えてないけど、左が1個、右が3個かな?採れたと思う。わかんないけど。」

「そうか。よく頑張ったな。」

ここからまた記憶が飛んでいます。

再び目を覚まして、膀胱がパンパンになっているのに気が付きました。ナースコールで看護師さんを呼びました。

右手で血圧と酸素を測られました。またピーコンピーコンと低い音です。

「小林さん、深呼吸して下さい。もうちょっと。しっかり深呼吸して。…はい。それじゃあ、行きましょうか。」

看護師さんの付き添いでトイレに行きました。

「ガーゼが入っているので出にくいかもしれませんよ。」

うーん、今回もまったく出ません(;^ω^)

諦めてベッドに戻り、看護師さんから「ちょっと口に含んでみて大丈夫そうだったら、お水を飲んで頂いてもいいですよ。昼食もどうぞ。」と言われました。

「ここで食べてもいいですか?」

「はい、いいですよ。点滴を抜きますね。後で診察になりますので、それまではゆっくり休まれていて下さいね。」

私は買ってきていたお水を少し飲みました。大丈夫そうです。喉がカラカラ…。

「けいちゃん、お昼買って来たら?ここで食べたらいいよ。」

「おう、行って来るわ。ルカは?いいの?」

「私はいいや。まだ食べたくない。」

旦那は売店でおむすびを買ってきて食べました。

頭がしっかりしてきたので、手術着から着替えました。

しばらくすると、看護師さんがいらっしゃいました。診察のようです。

「それではガーゼを抜きますね。」

D先生でした。

相変わらず、ガーゼを抜かれるのは地味に痛い(;^ω^)

「小林さん、膀胱がパンパンですね。」

「は、はい(;^ω^)」

「今からトイレに行って、それからお話しましょう。」

回復室横のトイレを借りました。今度はしっかりちゃんと出ました。

廊下に戻ると、すぐに番号を呼ばれました。旦那と一緒に診察室に入りました。

あれ?B先生だ。D先生ではありませんでした。

「小林さん、残念ですが、卵は採れませんでした。」

「え?」うそ…。あんなに数が採れたように聞こえたのに…。

「空っぽだったんだよね。ちょっと頑張って右からも採ってみたんだけどね…。」

空胞だったってこと?え~(T_T)

「中身がなかったってことですか?」

旦那が聞きました。

「そうですね。奥の方まで探したんですが、残念ながら…。」

「そうですか…。」

「それで、次からはどうするかなんだけどね。少し卵巣を休ませたらどうかと思うんだけどね。」

「…はい。」

ショックを受けているので、あまり頭に入ってきません。

「どういうふうにしていくかを決めたいから、ご夫婦でよく話し合って、しばらくしたら生理になると思うんだけど、その次の生理が始まって3日目にね、ご夫婦で来院してもらいたいんだよね。」

「次の次の生理ですか。」

「うん。ご夫婦でよく話し合って。ね?」

「わかりました。」

抗生物質を受け取り、旦那に運転してもらって帰宅しました。足の付け根がまだズキズキしています。出血もあります。

それよりも空胞だったのが本当にショックで、私は口数が少なくなっていました。

「ルカ、よく頑張ったな。次は絶対に良い卵が採れるよ。」

「…うん。」

「また頑張ろう。な?出来るまで頑張ろう。」

「…うん。」

「俺がもっと早くタバコを止めてたら良かったよな。本当にごめんな。」

何度も何度も旦那が最近言うセリフです。

「…関係ないよ。けいちゃんはタバコ止めてくれて、努力してくれてるじゃん。ありがとう。」

今まで何度も繰り返してきた会話を録音テープのように繰り返しながら、二人で家まで帰りました。

ああ…、どうしよう。3回体外受精にチャレンジして一度も移植まで行けていない。私、もうダメな体になったの?子供は諦めないといけないのかな?

ズキズキ痛む下腹をさすりながら、私はいつの間にか、眠っていました…。


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プロフィール

小林ルカ

Author:小林ルカ
2008年3月に結婚。現在43歳。
4度流産後、中隔子宮とわかり、子宮中隔除去手術を受けました。手術後、人工受精へステップアップするもなかなか妊娠せず、結局自然タイミングで妊娠。しかし5度目の流産となりました。現在、ガンマグロブリン治験にむけ妊活を継続中。不育症治療を記録していきます。
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